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Marvin Redpost #2 イジメの対処法

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Marvin Redpost #2: Why Pick on Me?

Marvin Redpost #2: Why Pick on Me?

評価 7/10

序盤は鼻くそがどうたらの話だったんだけど、なんかトントン拍子に本格的にイジメられはじめ、結局イジメの話に。
ライトな話が読みたくて読んでるのに、イジメの話かーと思いつつ最後まで読了。

ネタバレあるよ。

子供のいじめの本質

イジメの原因は、遊びの時にボールがラインを割ったかどうかの揉め事からだった。

相手はCleranceというクラス一番デカイ奴。こいつが議論をそらすためかムカついたのか知らないけど、Marvinがはなくそをほじってただのなんだのといちゃもんとつけ始める。みんな3年生だから、鼻くそやらウンコやらが楽しいんだろう。そのせいで周りも笑い始めて調子に乗り出しちゃってMarvinはいつしか鼻くそ野郎としてイジメの対象になる。

この時、周りのやつらも本気でイジメてるというより、ふざけてるようにしか見えない。でも本人にとっては深刻な問題。悪意があるのはCleranceくらいで、周りのやつらは「笑い」をもとめてふざけてるだけみたいな。これが子供のイジメの本質なんだろうなと思いつつ読む。

親友のStuart と Nickはこの事で、Marvinの親友を名乗らなくなる。理由は自分もはなくそ野郎になりたく無いからだ。Marvinはこれにショックを受けてしまう。

きっかけは妹の一言

家族との会話で、兄貴が3年生の頃にもイジメはあったと兄貴が話してくれる。この兄貴Jacobのキャラ感が、まだ2巻だといまいちつかめて無いが、いいやつっぽい。洋ドラだと17歳くらいで問題起こして逮捕されてそうな感じがあるけど。

兄貴の話じゃ結局イジメは解決せずに、いじめられてた奴は転校してしまうという話だった。しかしMarvinは引っ越しなんてしないと言い張る。

この問題は難しくて、両親が担任と離すべきかという議論にまでたどり着くが、4歳の妹が「なんで鼻くそをほじるのは悪い事なの?」という質問から、解決の糸口が見えてくる。

問題は鼻くそをほじる事ではないという事だった。

その頃、クラスの課題として3年生が取り組んでいた、各自が質問を考えて行うクラスの調査。 今回の鼻くそほじり男として行われたイジメ騒動を逆手にとってMarvinが行った行動は…。という話。

オチは置いときますか。
ぶっちゃけこんな簡単にイジメが解決するのかオレにはわかんないけど。
この年代の子供のいじめなら、ひょんなところに解決策があったりするのかもしれないとも思いました。

実際原因もはっきりしないものの論理を覆すのは容易じゃないから、いじめ問題って難しいんだろうけど。一度固まってしまった認識を覆すには4歳時の発想の様に、柔らかい頭で考える事が必要になるのかもしれない。
「これはこういうものだ」という考え方から抜け出す事で、何か糸口が見つかる事もあるのかもしれない、そのくらい人間関係ってのはあやふやなものの上に成り立ってるのかも。なんて。

子供向けながら、Louis Sacharは人気作家だけあってなかなか読後感がいいです。

3も読むかな。その前に一旦MTHに戻るかも。