読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

味噌汁のように生きる

書評レビュー中心の雑記ブログ。仕事術とか健康関連の本を読む事が多いです。

経営者フリーランス必読書「儲けパワーとは」

こんにちわ。
会計の知識ゼロのまま
フリーランスやってるSANKAKUです。

今回は会計初心者のための本。
会計の知識が浅いと自覚している
中小企業の社長さんや
フリーランス、個人事業主の方は
一度読んでおくことをオススメする必読書です。

「「数字」が読めると本当に儲かるんですか?
~数字オンチのための「儲かる会計」が肌感覚でわかる本~」
著・古屋 悟司

限界利益額と限界利益率

正直初めて聞きましたが、
非常に重要な「限界利益」

計算式は

限界利益額 = 売上高 - 変動費
限界利益率 = 限界利益額 ÷ 売上 × 100

になるそうです。
これは会計サイトで
でもすぐ索引出来るので
おそらく会計の世界では
当たり前のものなのでしょう。

この限界利益率が曲者。
本書で「儲けパワー」と呼ばれているものです(笑

本書に登場する税理士によると
「これが25%以下で儲かっている会社は
見たことがない」
との事。

限界利益率ををわかっていないと
この本の著者の様に

売上1億を超えても
苦しい経済状況
なんてことに なってしまうかもしれません。

限界利益率の数値がほんの少し変わるだけで
手元に残る利益に大きな差が出てきます。

たった1割の値下げ、値上げが
利益に多大な影響を与える事が
わかりやすい対談形式で説明されています。

価格競争の危険性

この本を読むと
安易な価格競争が危険であることを
理解できました。

価格を下げると物が売れるという
味をしめると
売上を伸ばす事に意識を持って
いかれてしまいがちですが
正しい会計の知識があれば
それがどれだけ危険な事か理解できます。

確かに消費者は安い価格に飛びつきやすいのですが
価格以外の形で顧客満足度を高めることこそが
本当の商売だとも説かれてあります。

ボクもその通りだと思います。
自分の仕事でもこの考え方を
しっかり意識して
良いものを作っていきたいと思います。

まとめ

会計初心者でも読みやすい
対談形式で書かれてあるのが
よかったです。

紹介したもの以外には
損益分岐点や利益の逆算方法など
面白い会計知識が紹介されています。

正直会計はもっと
難しい単語や公式が飛び交うもの
だと思っていたのですが

本書に登場する公式は
非常に単純です。

ボクはフリーですが絵描きなので
作品ごとの変動費というものはあまりかかりません。
なので正直なところ
本書の知識は仕事に直接活きてきません。

絵描きといっても
アシスタントを沢山抱えている漫画家さんなんかは
当てはまるかもしれませんね。

カメラマンは経費が高いなんて聞きますから
個人事業主、フリーランスは当てはまらない
というわけではありませんので
もし「変動費と固定費」を一緒くたにしてしまっているなら
一度「変動費の怖さ」をしっかり理解するためにも
オススメの一冊です。

余談ですが、
株式投資なんかにも使えるかもしれませんね。
ボクは個別株にはほとんど投資しないのですが
決算書から「限界利益率」を計算すれば
投資対象となっている会社が
本書で言う所の
どれだけの「儲けパワー」を持っているのか
導きだす事ができます。

運営が上手く行ってない
中小企業の社長さんは 絶対読んで置いた方が良いと思います。
本の1%の価格がどれだけ会社の経営を苦しめているのか
しっかり理解すると
本書の著者のように黒字転換
してしまうかもしれませんよ!