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味噌汁のように生きる

書評レビュー中心の雑記ブログ。仕事術とか健康関連の本を読む事が多いです。

「齋藤孝の速読塾」二割読んで八割理解する速読法

どもSANKAKUです。 現在、ブラインドタッチのポジション矯正中。左手の小指をいつも修飾キーのところに置いてる癖を治そうと思いまして…。
今回の書評は「斎藤孝の速読術」著・斎藤孝先生です。

前の多読の記事でも取り上げましたけど、書評書いてなかったので、書きます。

この本から得た習慣

  • 使える概念を得るための読書をする
  • 引用するポイントを意識しながら読書
  • 英語学習に音読を多く取り入れる

多読に対して批判的…というほどでもないですが、そんなに読まなくてもいいじゃね?って言っちゃった手前なんか読書術の本の紹介って微妙な空気ですけど、自分の答えが出来たとしてもソレに対して考察出来るような本を読んで新しい考えは取り入れていきたいですからね。
それに、前回読書について書いた事で、読書についてもっともっとちゃんと考えねばとも思いましたし。

読書から使える概念をゲットする

概念を得ることによって、それまで意識されていなかった考え方が1つにまとまったり、鮮明になってくるのです。

たしかにこれはあると思います。
個人的にはまだ具体的なツール的な知識を手に入れる方が読書の効果を高めると思ってますけど。
概念を得てものの見方や捉え方が変わるのはボクも沢山経験しています。
斎藤先生はこの引用の後にユングやキルケゴール(初めて聞いた)、ニーチェらの使う言葉、概念を取り上げています。
これらの概念を得る事で見え方が鮮明になる反面、それらに当てはめてしまうというのもある種弊害も無くはないのでしょうが、思考を高めるツールとして概念を手に入れるという意味で、前回の記事でそこそこ否定的に書いた哲学ってのもアリかもと思いました。

まぁでも概念手に入れるなら別にそれこそアニメやドラマからも得られるし、読書でなければいけないってことでもないんでしょうけどね。
新しい音楽もある種概念ですよね。
最近、仕事で神話について調べていて、バッハがサタンとの戦いを描いた曲を出してるってのを知ったので聞いてみたんです。
そういう曲だと知らずに聞くのと知って聞くのとでは、感じ方がまた違いますし、神話を学ぶ際にもバッハの曲のイメージが手助けしてくれる側面もあって、なかなか面白い体験でした。
読書のみならず、こういう言葉以外の概念も取り入れていけるように、意識して生活していきたいです。

ベスト3の引用を見つける

読んだ本を要約して話すことができ、つねにそれを引用して魅力を語ることが出来れば、読んだ価値があります。

ぼーっと読んでても覚えらんないですし、3ついいところを見つけようと思って読むのって面白いかもしれないです。
ボクは最近、基本的に最初にざっとパラ読みしてから、頭から読み直す読書の仕方をしているんですが、この読み方をやる前はどこもかしこも付箋だらけになってしまって、後から参照がし辛い状態になってました。
最初からベスト3を決めるぞと思って読むというのは、付箋地獄を解消する1つの手段になり得るのかもしれません。

読書は身にならないと意味がないので、なんでもかんでも良しとするより、3つくらいにしぼっていいところを見つけてそれを学んだ方がいいのかも。
この本で先生は、二割読んで八割理解しろとも書いています。
一文字一文字読み切って著者の主張すべてを理解する読書より、その本から一部でも吸収出来る方が意味があると思います。

感想まとめ

現在この本以外に読書本を二冊読んでまして、印南敦史さんの「遅読家のための読書術」と名著「本を読む本」なんですが、どちらからも学ぶものがあります。
印南さんの方はもう読み終えたのでそのうちレビュー書きますが、読書の仕方も人それぞれなんだなと改めて思いました。
ただ、どの本でも言われている事ですが、全ての本をきっちり読もうという考え方は捨てた方がいいようです。

最近ボクも力が抜けてきて、必要ないなと思う所は思い切って斜め読みしてしまえるようになりました。
これは今まで読んできたおかげで出来る事なのか、それとも気持ちが切り替わったかなのかは正直わかりません。
多読家に比べれば少ないですが、遅読でも二百冊以上は本を読んできたと思います。
そしてその半分近くが読み方が悪かったり、考える力が無かったりで無駄になってきたような気もしています。

速読、というか速く読む、全体像をつかむ読書を覚えてから本から得られるものがむしろ多くなったと感じています。
この本から何を学べたか、他人に聞かれても問題なく説明が出来るくらいにはなりました。

精読という考え方はしっかり一文字一文字飛ばさずに読む事とイコールではないのかもしれません。

読書をする際は、その本から何を得たいかしっかり意識して、可能な範囲で自分なりの読み方を身に着けていくのは読書そのもの以上に自分の資産になることかもしれないです。